「いい加減な考え」を身に付けさせないように…一度身に付いてしまうと、これがやっかいなことに後々まで残ってしまう。これは早い段階で対応しなくてはいけない。
「いい加減な考え」とは、適当にやる・期限を守らない・ごまかす・ズルをするなどである。これはいろんな場面で顔を出してしまう。だからやるならきちんとやらせたい。
その中で今回は「期限を守る」ということについて書きたい。
プロと素人の違いは何か…
これだと仕事を生業としているかどうか、責任感になってしまうので、職人と見習いの違いや社員と研修生の違いについての方がいいかも…。
話を戻します。それは、仕事に対する丁寧さ・完璧さ・技術の高さ・・・ではない。なぜなら、今挙げたことだけ見れば、見習いの中にもプロ顔負けの人は多いからである。では何が違うのか。それは、仕事の仕上げ方である。例えば、今月末までの納期の仕事があれば、それは何がなんでも今月中に納品し(仕上げ)なくてはならない。それがプロである。ところが、素人・見習いの中には、完璧に、そして丁寧に仕事をするあまり、期限に間に合わないことがある。期限に間に合わない点、これはプロではない。だからといってプロと呼ばれる方が何も手抜きをしているわけではない。要所をしっかり押さえた上で、仕事が速いということなのだ。時間が足りなくて間に合わなかったや1日位遅れてもいい…という「いい加減な考え」は早急に改善させないといけない。ということで、もう1段階上げていこう。