時間に対する意識…最近は生徒の話を聞いていても友達との約束にルーズになっているように感じる。その背景の1つに、携帯電話の普及もあると思う。携帯電話が普及する前は、「約束」することは大変だった。待ち合わせには絶対遅れないように、多くの人が心がけていた。(と思う…)待ち合わせ時間も場所もきちんと行かねばならなかった。学校で『走れメロス』を学ぶ意義は、「約束の重さ」を知ることだと思う。しかし、ここ数年、約束が軽くなったように感じる。
「〇〇に5時『くらい』ね。私、タウンヒルズをぶらぶらしてるから、『着いたら』電話して!」というような感じ。
『くらい』って『着いたら』って~~!!
このような軽い約束を可能にしたのは、いつでもどこでも人を掴まえることができる携帯電話の存在だ。(メリットも当然あります。)これからはこうした「約束の文化」も変化していくのであろうか。
約束は、いつの時代も重くあってほしいと願う。