今回の模試…全県模試英語の全体の平均点が36点…だからといって自分の点数が悪くてもいいという言い訳にはなりません。理科も全体の平均点が42点ですが、それでも知識不足の生徒が多いです。受験というものには、思い通りに進まず、すぐに結果に表れるものでもなく、必ず「苦しく辛いとき」があります。しかし、その苦しく辛いときを「受験前」に持ってくる人と「受験後」に持ってくる人がいます。「苦しく辛いとき」を「受験前」に持ってくる人というのは、現状をしっかりと分析し、とにかく大変な暗記であったり、何度も繰り返したり、問題と格闘し、時には睡魔と戦いながらこなしていきます。その結果、「受験後」は合格を手にし、喜ぶことができます。一方、「苦しく辛いとき」を「受験後」に持ってきてしまう人もいます。このようなタイプは常に自分を甘やかします。本人がやっているつもり、頑張っているつもりでも、どこかで楽をしています。本気で向き合うことなく、「苦しい」「辛い」という気持ちを味わうことがないまま本番を迎えます。その結果、合格発表後に「苦しく辛いとき」を迎えます。もっとやれたのではないかという後悔、落ちてしまったという事実を理解するまでの心の整理、そして気になる周りの目…だったら、「今」苦しみましょう。そして「後」に喜びを味わおう。