今回は「自己管理」について書きたいと思います。成績を上げるためには学校・塾だけではなく、家庭学習も当然必要になります。しかし、家庭学習ができる子とできない子がいます。その違いは何でしょうか。答えの一つに「自己管理」があると思います。自己管理と聞いて、自分で計画を立て実行していく…確かにそうなります。しかし、自分で考えて計画を立てることができていたらすでに成績は上位にきています。振り返ってみてください。その計画は自分勝手に決めていませんか…「自分勝手」にやることが「自己管理」ではありません。たとえば「学校や塾からの強制がない…よし、今日は何もしない」「あ、ここの勉強は苦手だから、やらないでおこう」と「自分勝手」に決めていませんか。そうなると、テスト前などでは得意なものだけ勉強し、苦手なものは後回し(結局やらない)となり、自分で決めた内容の設定も甘ければ、自分で決める設定も守らない…という状況を作ってしまい成績は上がりません。【自分の個性=自分の得意なことだけやればいい】と考えてしまい【したいこと】だけを選択してしまいます。自分勝手は、主観的な感情が判断基準になります。しかし、自己管理は、客観的な状況が判断基準になります。そういった面でいえば、自己管理は自分勝手の真逆にあるといえます。自己管理できるためには、自分勝手を卒業しなくてはいけません。自分の主観・感情・したいことではなく、客観的・状況判断・自分のすべきことに目を向けるそれが「自己管理」となります。まずは自分がやりたくないことから取り組んでみましょう。