今は、「強制(管理)」+「自主自律(自立)」という相反し、矛盾する2つの要素を同時に満たすよう工夫をしている。例えば、2週間分の課題を出したとする。この部分は「強制(管理)」である。しかし、その課題を終わらせるための2週間の使い方は「自由」である。

次の授業までの課題ならやれるが、2週間後のように少し先の締切りとなるとできなくなる子が多くなる。課題の量を無視し後でやればいいやと考え、結果締め切り前に慌ててやることになるケースが多い。

少し先の課題をこなすには、現状を把握し、5日後までにはここまで終わらせるなどの短期での目標の設定をする。計画は欲張りすぎず、何より大切なことは行動力である。

強制と自主学習を実現しつつ、「やらされている」から「自分のためにやっている」と子ども達の意識を高めていきたい。