今日は近隣中学校の卒業式でした。

卒業という日は、やはり特別なものだなと思います。三年間という時間の中で、それぞれに楽しかったことや苦しかったことがあって、その一つひとつを越えて今日を迎えたのだと思うと、胸にくるものがあります。

そして、本日3月11日は東日本大震災の日でもあります。あれから15年が経ちました。

今年は卒業式の日と3月11日が重なり、前に進むことの尊さや、当たり前の日常が決して当たり前ではないことを、あらためて考えさせられます。日本には春夏秋冬の美しい四季がある一方で、地震や台風、津波、噴火など、自然の厳しさとも向き合いながら生きてきた歴史があります。だからこそ今日は、何か特別なことをする日というよりも、それぞれが少し立ち止まって、静かに思いを巡らせる日なのかもしれません。

そんなことを考えていると、子どもたちにとっての「居場所」がたくさんあることは、本当に大事だと感じます。

学校には、勉強で力を発揮できる場があるのはもちろんですが、それだけではなく、学校行事で輝ける子もいれば、運動会や部活動で自信を持てる子もいます。気の合う友達と好きなことを話している時間に救われる子もいると思います。みんなが同じ形で輝く必要はなくて、それぞれに「ここなら自分でいられる」と思える場所があることが大切なのだと思います。

そして、その居場所は学校の中だけでなく、学校の外にもあったほうがいいのだろうと思います。塾も、その一つの役割を担える場所でありたいと感じています。違う学校の生徒同士が知り合ったり、友達のように話せる相手ができたりすることも、とても良いことです。普段の学校生活とはまた少し違うつながりが、気持ちを軽くしてくれることもあります。

卒業は終わりではなく、新しい始まりです。だからこそ、これから先も、それぞれが自分らしく過ごせる場所を持ちながら、安心して前に進んでいけたらと思います。

今日は、そんなことをあらためて感じる一日になりました。