結果が大切か、プロセス(経過)が大切か…
当然どちらも大切だという答えになりますが、今回は経過の大切さに重点をおきたいと思います。
「次の定期テストで〇〇点以下だったらスマホ没収ね(またはゲーム禁止ね)」
この言葉を一度は言ったことがある保護者の方は多いのではないでしょうか。
短期的に見れば効果が表れるときもありますが、それは一時的であり、根本的解決にはなりません。
これは、条件を付けてつけて頑張らせようとする言葉だからです。
つまり、「結果しか見ていない」ということです。そもそも結果はコントロールできません。
コントロールできるのは、結果を出すためのプロセス(努力すること)のみです。
結果を重視する言葉がけをすると、期待するような結果を得られないと思った瞬間、「やってもムダ、どうせ無理」となってきます。
そこでプロセスに条件をつけてあげましょう。例えば、「毎日1ページワークを進める」「テスト2週間前までにはワークを終わらせておく」などです。
特に中学生の場合、もし勉強で思うような結果が出ていないなら、勉強以外に原因があることもあります。(生活習慣や人間関係など)
4月は環境が変わる時期ですので、まずは子供と良い関係を築いて、話を聞いてあげるようにしてみてください。