勉強が苦手な子ほど「完成品」すなわち「答えそのもの」を求めようとします。「答えそのもの」ではなく、もっとその「過程」に興味を持ち始めると取り組み方が変わってきます。たとえば、料理が苦手な場合、最初から出来上がっているお総菜を買ってくるほうが時間も節約できたりします。これが少しだけ料理が出来るようになってくると、今度は、出汁は出来合いのものを買ってきて、それ以外の部分は自分で料理するようになってきます。さらに次第にレベルが上がっていくと、出汁にもこだわりを持つようになり全てを自分で作るようになります。勉強も同じで出来るようになってくると、「答え」よりも「過程」に興味が移っていきます。「答え」という「完成品」を作り出すために、「どのような過程がいいのか」「もっといい方法はないのか」を考えるようになります。もっと探求したい欲求が出てくるので、問題を分析したりしていきます。これが本当に「分かる」ということです。それを塾で身に付け練習するのです。がんばろう!