面談をする中で「(子供の)家での勉強に対する姿勢にイライラしてしまう」・「学年が上がり会話が少なくなった」など、どのように接したらよいか聞かれることがあります。
では、なぜイライラしてしまうのか、良いコミュニケーションを取るには…
今回は親子間の会話について書きたいと思います。
親:「宿題はやったの?」、「授業はちゃんと聞いてるの?」、「今やらないと困るのはあなただかからね」
子:「ちゃんとやってるよ、うるさいよ」
上記の会話は日常的によくあることだと思います。
この会話を聞いて本人自ら「さぁ勉強しよう!!」とはなりませんし、お互い不機嫌にもなります。
親の意図とは関係なしに、「やってないと思われてる」「正直に答えると怒られる」「またかよ」「自分のことなんだからほっといてよ」と、本人は責められたような気持ちになります。
このような場合、人は防衛態勢になり、本音では話しません。
例えば、お母さんも旦那さんに、「ご飯の準備は?」「お風呂は?」「洗い物くらい早く済ませなよ」みたいに聞かれたり、言われたら、旦那さんの意図とは関係なくイラッとするんじゃないでしょうか?
では、どう聞けばいいのでしょうか
「何か困ってることとかない?困っていることがあったら教えてね」
もし勉強が分からなくて本当に困っていたら、(後日かもしれませんが、)自らきっと話してくれます。
もう1つ重要なことを…それは、質問するなら、日常生活のこと8割、勉強は2割くらいがいいです。
親子間での良いコミュニケーションは、子供に安心感を与えます。何かあれば自分からきっと話してくれますし、相談してくれるはずです。