「学校の勉強」と「受験勉強」は、重なっている部分もありますが、違っている部分も多いです。そのため、学校の成績が良くても受験の結果が悪いことや、学校の成績が悪くても受験の結果が良いことはあります。
そのため、学校の勉強で良い成績を取る対策と、受験で良い成績を取る対策は、別物と考えたほうが良いです。
基本的に、学校の定期テストは、授業でやったところまでの確認テストです。教科書を中心に勉強し、テスト範囲を集中的に勉強することです。一方、受験は、全範囲から出題される実力テストです。試験時間が始まるまで、一体どこが出てくるか分かりません。そのため、幅広く全範囲網羅した勉強をしないと太刀打ちできません。
一般的に、学校の授業進度は、様々な学校行事などで阻まれたり、色々なレベルの生徒に合わせたりする都合上、遅くなることが多いです。勝負は「敵を知ることから始まる」と言われていますので、学校の成績を上げるための勉強なのか、受験で合格を勝ち取るための勉強なのか意識し、目標を定めて勉強しましょう。