中3数学の進め方で、以前は学校のカリキュラムとは違う単元の進め方をしていたときがあった。式の展開→因数分解→平方根→二次方程式→「相似」→二次関数→三平方→空間。ただし、この進め方だと数学の力が弱い(苦手な)生徒だと注意が必要な場合がある。そのため個々の習熟度・理解度によって単元の調整をしていた。(今は式の展開→因数分解→平方根→二次方程式→「二次関数」の順序)中3数学の代数単元(式の展開・因数分解・平方根・二次方程式・二次関数)は1つの単元を利用して次の単元を習得できるよう(例えば因数分解は展開も利用し、平方根は因数分解も展開も利用するように)進んでいく。ところが、二次方程式の後に「相似(図形)」の順序(二次方程式(代数)→相似(幾何)→二次関数(代数))になるので混乱を招いてしまうことがある。しかしメリットもある。おそらく多くの中学生が苦手意識を持っているだろう図形問題を、早い時期から勉強することにより、じっくりと鍛えていくことも可能になる。「幾何学(図形)」・「代数学(文字・数量)」と並行して授業を行っていたなら順序を以前のように変更するかもしれないが、今は現状のカリキュラムでいくほうがベストかな。市によって教科書が異なるが(数学の場合、綾瀬市は学図、大和市は日文、座間市は東図)学力との相関関係は、どうなのだろうか。う~ん 僅かな差であまり関係(影響が)ないのかな…