生徒には「もし学校を選びたいなら、選べるように努力しないといけない。」と日頃から話すことが多い。ところが、生徒の中には、都合の良い話も聞いたりしてくる。
「ノーベル賞を取った○○って人は、子どもの頃は勉強しないで遊んでたんだって。だから、子どものときはたくさん遊んだ方が良いって言ってた。」
しかし、本当にそうなのだろうか。
そのノーベル賞を受賞した人と同世代の人口を調べてみると、1千万人を超えていた。
仮にその全員が勉強せずに遊んでいたとして、そのうちノーベル賞を取ったのが1人だけ。
こらこら、そんなレアケースを目指すんか!(笑)
確率の問題なんだけど、勉強しておいた方が安全だと思うと伝えている。とにかく、自分にとって都合の良い情報だけ、または勝手に解釈を変えてしまうのは危険。だから、いろいろな話を交えて、勉強の大切さを伝えている。
「世の中、そんなにうまい話は転がっていないのだ」と。さぁ今日も頑張りましょう!