孔子は「中庸の徳たる、其れ到れるかな…」と言い、過不足なく、偏りのない中庸こそ最高なのだと説きました。
また、アリストテレスも「大胆」と「恐怖」の間に「勇気」があると中庸の大切さを説いています。
大胆さが強くなりすぎてしまうと、無謀につながります。しかし、恐怖心が大きくなると、何もできなくなります。
言葉で簡単に言えてしまいますが、ほどほどに大胆で、ほどほどに恐怖心を持っている、そんな状態が「勇気」なのかもしれません。
絶妙なバランスで兼ね備えることができれば一番いいのですが、そう上手くはいかないのが現実です。
では、どうすればそのような状態に近づけるのか…それは経験なのだと思います。
あらゆることに関して極端と極端を設定し、自分なりの中庸を見つけていく。そういう訓練でバランス力が養っていくのだと思います。
受験生は、これからの時期 過度にナーバスにもなります。人間である以上、それはある意味仕方のないことかもしれません。
したがって、まずは「受験生はみんな不安に思っている、自分だけじゃない!」と考えましょう。入試までの約3ヶ月、どのように過ごすか?
それは一人ひとりの(ある意味)自由です。そしてどの様に過ごしても、平等に入試がやってきます。それ故、出てもいない結果に悩む必要はないのです!!だから、結果なんて恐れずに、「やれるだけやってやる!!」という気持ちで取り組んでいきましょう!!