勉強をがんばる、努力すること。その時に大事な力があるとしたら…
もしそのとき“持っていてほしい力”があるとしたら…それは、将来の喜びのために、目の前の苦しみを選択できる力です。勉強することの中にはやはり苦しみがあります。
誰もが簡単に、何のストレスもなくクリアできるものだったとしたら…
この世界では誰も勉強を大事だなんて思わないし、言わないかもしれない。
わざわざ“大事なんだ”と誰かが言わなければならないほど、勉強とは苦しいものです。そう言わないと逃げ出す人であふれかえってしまうかもしれないから…。それでもがんばることを必要とされるのが勉強です。
今「目の前の苦しみ」は永遠には続きません。受験というものが一生を支配するわけではないから…。
しかし勉強しなかった自分が未来に存在するとしたら…?勉強しなかった君は、「勉強しなかった自分」としてそれ以降の人生を生きていくことになる…。どっちが苦しいだろうか?
“もしあの時 勉強していたら…こんなはずじゃなかった”
“あの時やっておけばよかった”…そんな言葉を口にしているかもしれない。
これは受験に限ったことだけではありません。その道の途中で必ず訪れる選択。そんな時こそ、あえて「この先の喜びのために、目の前の苦しみを選択できる力」を持っていてほしいと思います。